いろいろな噂に関する疑問は何ですか?
いろいろな噂に関する疑問にお答えします。
もし仮に、日本共産党が政権を取ったら、すぐに日本が共産主義国になるのではないか、と心配している人がいるかも知れません。でも、そのようなことにはなりません。
日本共産党は、現在の日本がすぐに必要ものは、真の民主主義だと考えています。つまり、アメリカの言いなり、財界の言いなりを改善するとともに、現行憲法を遵守するように改善したいと考えています。
もちろん日本共産党は、最終的には共産主義を目指していますが、それは、国民の多数の合意の上で成し遂げられることです。国民の共産主義への理解がないまま、強制的に共産主義に移行することはありません。
ご参考:
日本共産党綱領
日本共産党は、「国民が主人公」をいちばんの政治信条にしています。いろいろな立場の政党が選挙で国民の支持の獲得をめざして争い、だれが政権を担うか選挙による国民の審判で決める政権交代制、複数政党制を徹底してまもっていきます。
ご参考:
日本共産党・知りたい聞きたい/政権交代や複数政党制についての見解は?
共産主義国では人権が抑圧されていたり、その国の共産党が独裁しているなど、「共産主義と民主主義は共存しない」というように感じられるかも知れません。しかし本来、共産主義は主に経済体制に関する概念、民主主義は政治体制に関する概念ですので、民主主義のなかで共産主義が実現することは不可能ではありません。
日本共産党は、国民の大多数の合意を得た上で民主的に共産主義を実現しようと考えています。
ご参考:
共産主義は民主主義と対立するの?
政府は、日本共産党を「破壊活動防止法に基づく調査対象団体」だとして、現在も調査しています。しかし、60年以上にわたる調査においても、日本共産党が「暴力革命」を行おうとしている証拠はありませんでした。
日本共産党は、「国会で安定した過半数」を得て改革を実現することを綱領に明記しており、政府は「暴力革命」などという悪質なデマを根拠に、日本共産党を「破壊活動防止法に基づく調査対象団体」としていることになります。
ご参考:
「議会の多数を得ての革命」の路線は明瞭/政府の「暴力革命」答弁書は悪質なデマ
正直なところ、その理由は分かりません。もしあなたが、日本共産党に対する偏見をお持ちならば、その理由はなんですか?もし、その理由を分析してみてください。
ただし、日本共産党に対する偏見が生まれている背景には、「旧ソ連や中国などの他国の共産主義と、日本共産党とを混同している」や「日本共産党にも過去の失敗や過ちがあった」と言う要因が考えられるかも知れません。
ご参考:
日本共産党への偏見があるのはどうして?
偏見や理由のない嫌悪にもかかわらず日本共産党から出る若い候補者は尊敬に値する。 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室
残念ながら日本共産党といえど、不祥事やトラブルがないわけではありません。実際に発生した不祥事やトラブルについては、事実を分析し、反省し、再発防止に努めなくてはならないと思います。
一方、事実無根の捏造や偏見によるものもあるようです。見た目だけではその情報が嘘であるのか分かりません。常にそれが事実なのかを冷静に見極めて判断しなくてはなりませんが、これは極めて困難なことです。いくつかの情報源を調べてみるなど、真実を探り当てなくてはなりません。
いずれの場合でも、インターネット上では日本共産党を快く感じていないさまざまな人々の努力によって、これらの情報が拡散されているため、いろいろと目に付く状態にあるようです。