日本共産党ってなに？ - 日本共産党ファンサイト

日本共産党に関する疑問にお答えします。

日本共産党は、ロシアの共産主義革命の影響を受け、１９２２年７月１５日に８人でスタートしました。当時は非合法組織とされたため、政府から弾圧を受け、また自らの過ちや失敗のため、解党を２度繰り返しました。

戦後、合法政党として再建した日本共産党は、その後も分派などの試行錯誤を繰り返しながら、過去の教訓と失敗の反省を土台に、現在の日本共産党が存在しています。

日本共産党は共産主義をめざしています。ただし、国民の理解なしに実現しようとしているわけではありません。まずは、「ルールなき資本主義」をただす民主主義的な改革が当面の目標です。その上で、資本主義を乗り越えた次のステップとして共産主義を実現しようと考えています。

日本共産党は選挙と議会を通じて、国民の合意をつくりながら、社会変革をすすめていきます。あくまでも平和的、合法的に革命をめざしています。

1950年代に旧ソ連と中国に、1960年代に中国・毛沢東派に「武力革命路線」を持ち込まれましたが、日本共産党はそれらをはねのけました。

日本共産党は、社会主義・共産主義と縁もゆかりもない人間抑圧の体制で、他国への侵略を繰り返す旧ソ連や、言論による体制批判の禁止などの人権問題をかかえる中国を厳しく批判しています。日本をこのような国にしたいとはまったく考えていません。

「革命」とは、政治や経済の社会構造を根本的に覆す変革のことです。

日本共産党は、政治革新の目標で一致する政党、団体、個人が力を合わせて国民多数の支持を獲得し、国会で安定した多数を占めて民主的政府を樹立し、そのもとで国民多数の合意をえながら日本社会を一歩一歩変えていこうと考えています。

日本共産党は、アメリカの独立革命以来の民主主義の歴史に深い尊敬の念をもっています。アメリカ国民とのあいだに、ほんとうの友情と信頼の関係をむすびたい。それは従属の関係ではなく、対等・平等の間柄でこそ実現できる──これが私たちの考えです。

日米安保条約の代わりに、日米友好条約をむすぼうと提起しています。

ころころ名前を変える政党では信頼できません。「日本共産党」という党名は、多くの先人の不屈のたたかいが刻み込まれた名前です。そして、人類が将来、資本主義のさまざまな矛盾をのりこえて、未来社会――社会主義・共産主義社会にすすむことを展望しているからこそ、この政党名がふさわしい物となっています。

国民の支持政党はさまざま、支持政党なしという人もいます。政党助成金は国民にとって、支持してもいない政党への強制献金であり、「思想及び良心の自由」をふみにじる憲法違反の制度と考えています。

日本共産党は、政党助成金も企業・団体献金も受けとりません。党費、「しんぶん赤旗」などの事業収入、個人からの募金など、党財政を全部自前でまかなっています。

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